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鉱山
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こうざん
ふりがな文庫
“
鉱山
(
こうざん
)” の例文
旧字:
鑛山
けれどかの女はただ、六時にまた来ればアルキシーに会える、いまはちょうど
鉱山
(
こうざん
)
へ行っているところだからと言っただけであった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
それは白と
鼠
(
ねずみ
)
いろの
縞
(
しま
)
のある
大理石
(
だいりせき
)
で
上流
(
じょうりゅう
)
に家のないそのきれいな
流
(
なが
)
れがざあざあ
云
(
い
)
ったりごぼごぼ
湧
(
わ
)
いたりした。
嘉吉
(
かきち
)
はすぐ
川下
(
かわしも
)
に見える
鉱山
(
こうざん
)
の方を見た。
十六日
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
小作人
(
こさくにん
)
には、やかましく
年貢
(
ねんぐ
)
を
取
(
と
)
り
立
(
た
)
てるし、それでも
足
(
た
)
りないので、
鉱山
(
こうざん
)
や、
相場
(
そうば
)
でもうけようとして、かえって、すっかり
財産
(
ざいさん
)
を
失
(
な
)
くしてしまい、
家
(
いえ
)
も、
土地
(
とち
)
も
武ちゃんと昔話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この北の地方には、スウェーデンの国にとっていちばんだいじな
森林
(
しんりん
)
や
鉱山
(
こうざん
)
がたくさんありました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「え、やま?
鉱山
(
こうざん
)
のことですの」
什器破壊業事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
わたしが
鉱山
(
こうざん
)
にはいっていたあいだ、かれは十八フランもうけた。かれはこのたいそうな金をわたしにわたすとき、ひどく
得意
(
とくい
)
であった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
盆
(
ぼん
)
の十六日なので
鉱山
(
こうざん
)
も休んで
給料
(
きゅうりょう
)
は
呉
(
く
)
れ
畑
(
はたけ
)
の
仕事
(
しごと
)
も
一段落
(
いちだんらく
)
ついて今日こそ一日そこらの木やとうもろこしを
吹
(
ふ
)
く風も家のなかの
煙
(
けむり
)
に
射
(
さ
)
す青い光の
棒
(
ぼう
)
もみんな二人のものだった。
十六日
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
この日、ガンのむれの姿をさいしょに見た者は、ターベルイの
鉱山
(
こうざん
)
で、
鉱石
(
こうせき
)
を
掘
(
ほ
)
っている
鉱夫
(
こうふ
)
たちでした。鉱夫たちは、ガンの鳴く声を耳にしますと、仕事をやめました。そして
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
わたしはかの女にアルキシーの
働
(
はたら
)
いている
鉱山
(
こうざん
)
で
危
(
あぶ
)
なく死にかけたこと、わたしのうちの者がわたしを
探
(
さが
)
していることを話した。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
(
青金
(
あおがね
)
の
鉱山
(
こうざん
)
できいて来たのですが、何でも鉱山の人たちなども
泊
(
と
)
めるそうで。)
泉ある家
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
道の左には地図にある通りの細い
沖積地
(
ちゅうせきち
)
が
青金
(
あおがね
)
の
鉱山
(
こうざん
)
を通って来る川に
沿
(
そ
)
って青くけむった
稲
(
いね
)
を
載
(
の
)
せて北へ
続
(
つづ
)
いていた。山の上では
薄明穹
(
はくめいきゅう
)
の
頂
(
いただき
)
が水色に光った。
俄
(
にわ
)
かに斉田が立ちどまった。
泉ある家
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“鉱山”の解説
鉱山(こうざん)とは、資源として有用な鉱物の試掘や採掘、さらに鉱物の選鉱や製錬などの鉱業活動を行う事業場。
(出典:Wikipedia)
鉱
常用漢字
小5
部首:⾦
13画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“鉱山”で始まる語句
鉱山掘夫
鉱山師
鉱山目付
鉱山奴
鉱山掘
鉱山番
鉱山技師