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『十六日』
ふりがな文庫
『
十六日
(
じゅうろくにち
)
』
よく晴れて前の谷川もいつもとまるでちがって楽しくごろごろ鳴った。盆の十六日なので鉱山も休んで給料は呉れ畑の仕事も一段落ついて今日こそ一日そこらの木やとうもろこしを吹く風も家のなかの煙に射す青い光の棒もみんな二人のものだった。 おみちは朝から …
著者
宮沢賢治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
判
(
わが
)
所
(
しょ
)
向
(
むこ
)
上流
(
じょうりゅう
)
温
(
あたたか
)
居
(
い
)
河岸
(
かわぎし
)
鉱山
(
こうざん
)
起
(
おこ
)
訳
(
わ
)
許
(
ゆる
)
来
(
こ
)
服
(
ぷく
)
急
(
いそ
)
実家
(
じっか
)
好
(
す
)
奴凧
(
ひとつこぱだ
)
勝
(
か
)
爽
(
さわや
)
煙
(
けむり
)
甘
(
あま
)
頭株
(
かしらかぶ
)
頂
(
いただ
)
着
(
き
)
鉄槌
(
かなづち
)
失敬
(
しっけい
)
俄
(
にわ
)
娘
(
むすめ
)
実
(
じつ
)
横
(
よこ
)
寝
(
ね
)
逆
(
さから
)
給料
(
きゅうりょう
)
朧
(
おぼ
)
付
(
つき
)
暇
(
ひま
)
起
(
お
)
談
(
はな
)
誰
(
だれ
)
恥
(
はじ
)
腰掛
(
こしか
)
若
(
わか
)
拵
(
こさ
)
抱
(
だ
)
今頃
(
いまごろ
)
熱
(
あつ
)
片付
(
かたづ
)
狸
(
たぬき
)
申
(
もう
)
畑
(
はたけ
)
疲
(
つか
)
皿
(
さら
)
盆
(
ぼん
)
目
(
め
)
県道
(
けんどう
)
眠
(
ねむ
)
眼
(
め
)
砕
(
くだ
)
稗
(
ひえ
)
笑
(
わら
)
箱
(
はこ
)
箸
(
はし
)
粟
(
あわ
)
糞
(
くそ
)
納得
(
なっとく
)
経
(
た
)
縞
(
しま
)
置
(
お
)
肩
(
かた
)
肴
(
さかな
)
胸
(
むね
)
脚
(
あし
)
腕
(
うで
)
腰
(
こし
)
膳
(
ぜん
)
若造
(
わかぞう
)
邪魔
(
じゃま
)
鼠
(
ねずみ
)
馳走
(
ちそう
)
馬鹿
(
ばか
)
餅
(
もち
)
飯中
(
はんちゅう
)
食事
(
しょくじ
)
飛
(
と
)
顫
(
ふる
)
頼
(
たの
)
鞄
(
かばん
)
面白
(
おもしろ
)
離
(
はな
)
集
(
あつ
)
降
(
ふ
)
云
(
い
)
鉱夫
(
こうふ
)
鉄索
(
てつさく
)
針
(
はり
)
金鉱
(
きんこう
)
醤油
(
しょうゆ
)
酔
(
よ
)
調子
(
ちょうし
)
湧
(
わ
)