“頭株”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あたまかぶ85.7%
かしらかぶ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬橋村の知識階級は野口村長と関校長が頭株あたまかぶだ。それさえ大学を出れば必ず知事になれると思っているのだから、他に話相手がない。
負けない男 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
加之しかのみならず、語学校時代の友人の多くは実業界に投じ、中には立派に成功して財界の頭株あたまかぶに数えられてるものもあるので
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
嘉吉は鉱山の坑木こうぼくかかりではもう頭株かしらかぶだった。それに前は小林区しょうりんく現場監督げんばかんとくもしていたので木のことではいちばん明るかった。
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)