“あたまかぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頭株85.7%
棟梁株14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
在京の兵をひきい、内海の賊徒を平定にったのだ。春四月から八月までかかって、海賊の頭株あたまかぶ以下三十余人を数珠じゅずつなぎにし、意気揚々と、都へ、凱旋がいせんしたときの晴れがましさは、忘れ得ない。
さもないと、あちこちの大頭株あたまかぶから、厄介やっかいな文句が出そうだ。これはどうも普通のスパイのように簡単には扱えない——そこで、第二号を取り巻いて私語ささやきを交し出す。甲論乙駁こうろんおつばく、なかなか決しない。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
土地から蝋燭代を貰って景気をけに出る棟梁株あたまかぶの縁日商人に五種あって、これを小物、三寸、転び、ぼく、引張ひっぱりとする。