“棟梁株”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あたまかぶ50.0%
とうりょうかぶ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土地から蝋燭代を貰って景気をけに出る棟梁株あたまかぶの縁日商人に五種あって、これを小物、三寸、転び、ぼく、引張ひっぱりとする。
唐桟揃とうざんぞろいの淡泊あっさりづくりに住吉張りの銀煙管おとなしきは、職人らしき侠気きおいの風の言語ものいい挙動そぶりに見えながら毫末すこしも下卑ぬ上品だち、いずれ親方親方と多くのものに立てらるる棟梁株とうりょうかぶとは
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)