“失敬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しつけい48.0%
しっけい44.0%
しつれい4.0%
パルドン4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『はゝゝゝゝ。きみはまだわたくし妻子さいし御存ごぞんじなかつたのでしたね。これは失敬しつけい々々。』といそがはしく呼鈴よびりんらして、いりきたつた小間使こまづかひ
失敬しっけいな!』と、一言ひとことさけぶなりドクトルはまどほう退け。『全体ぜんたい貴方々あなたがたはこんな失敬しっけいなことをっていて、自分じぶんではかんのですか。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
かけもし旦那樣は失敬しつれいながら何方迄いづかたまで御上おのぼり遊ばさるゝやといふ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それから「失敬パルドン僕いま一人じゃないんだジュ・ヌ・スィ・パ・スール」と忍び声で断りを喰ったものだと言うのである。