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失錯
ふりがな文庫
“失錯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しっさく
28.6%
しつさく
21.4%
しくじ
21.4%
しくじり
14.3%
へま
7.1%
まちがい
7.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しっさく
(逆引き)
酒が好きで、別人なら無礼のお
咎
(
とが
)
めもありそうな
失錯
(
しっさく
)
をしたことがあるのに、忠利は「あれは長十郎がしたのではない、酒がしたのじゃ」
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
失錯(しっさく)の例文をもっと
(4作品)
見る
しつさく
(逆引き)
出来る
丈
(
だけ
)
悪く造られてゐる。世界の出来たのは
失錯
(
しつさく
)
である。
無
(
む
)
の安さが誤まつて
攪乱
(
かうらん
)
せられたに過ざない。世界は認識によつて無の安さに帰るより外はない。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
失錯(しつさく)の例文をもっと
(3作品)
見る
しくじ
(逆引き)
去年
手前
(
てめえ
)
の所へごたつきに往って
失錯
(
しくじ
)
ったので、お
母
(
ふくろ
)
も口惜しがって居るから、
手前
(
てめえ
)
がおえいと
墓参
(
はかめえ
)
りに往った
帰
(
けえ
)
り道でおえいを
攫
(
さら
)
おうと思ったら
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
失錯(しくじ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
しくじり
(逆引き)
何も
失錯
(
しくじり
)
の
廉
(
かど
)
がないものを、何も覚えがないのだから、あとで金の
盗人
(
ぬすみて
)
が知れるに違いない、
天
(
てん
)
誠
(
まこと
)
を
照
(
てら
)
すというから、其の時殿様が御一言でも、あゝ孝助は
可愛相
(
かわいそう
)
な事をしたと云って下されば
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
失錯(しくじり)の例文をもっと
(2作品)
見る
へま
(逆引き)
仁「そうサ、小平兄い
失錯
(
へま
)
遣っちゃアいけねえぜ、
何
(
なん
)
しろ此処には長くは居られねえから、是から信州路へ掛るにゃア秩父へ
直
(
すぐ
)
に
山越
(
やまごし
)
して逃げよう」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
失錯(へま)の例文をもっと
(1作品)
見る
まちがい
(逆引き)
「お前も何だぞえ、そういつもぶらぶらしていないで、また前のような
失錯
(
まちがい
)
のないうちに田舎へでも行って体を固めた方がいいぞえ。」
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
失錯(まちがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“失錯”の意味
《名詞》
失錯(しっさく)
やりそこなう(しそこなう)こと。失敗。
(出典:Wiktionary)
失
常用漢字
小4
部首:⼤
5画
錯
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
“失”で始まる語句
失
失敗
失策
失踪
失望
失礼
失禮
失敬
失笑
失言
“失錯”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
森鴎外
徳田秋声
長塚節
谷崎潤一郎
木暮理太郎