失錯しくじり)” の例文
何も失錯しくじりかどがないものを、何も覚えがないのだから、あとで金の盗人ぬすみてが知れるに違いない、てんまことてらすというから、其の時殿様が御一言でも、あゝ孝助は可愛相かわいそうな事をしたと云って下されば
友「へえわたくしは碁で十六たび失錯しくじりました」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)