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しくじ
ふりがな文庫
“しくじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
失敗
42.9%
失策
28.2%
縮尻
24.3%
失錯
1.7%
頓挫
0.6%
仕挫
0.6%
仕損
0.6%
挫折
0.6%
離縁
0.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
失敗
(逆引き)
「
何事
(
なに
)
? ……
何
(
ど
)
うしたの? ……何うしたの?」と、気にして聞く。私は、
失敗
(
しくじ
)
った! と、穴にも入りたい心地を
力
(
つと
)
めて隠して
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
しくじ(失敗)の例文をもっと
(50作品+)
見る
失策
(逆引き)
「いや、その様子では俺が行っても
失策
(
しくじ
)
ったかもわからねえ。手離せねえ用事があったにしても、手前一人でやったのが
間違
(
まちげ
)
えだ」
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
しくじ(失策)の例文をもっと
(50作品)
見る
縮尻
(逆引き)
私の父親が商賣で
縮尻
(
しくじ
)
つたとき、孫六さんがこの家の先代を説いてお金を出させ、どんなに骨を折つて下すつたかわかりません。
銭形平次捕物控:128 月の隈
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
しくじ(縮尻)の例文をもっと
(43作品)
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▼ すべて表示
失錯
(逆引き)
卯平
(
うへい
)
は
悲慘
(
みじめ
)
な
燒小屋
(
やけごや
)
を
思
(
おも
)
ふと、
自分
(
じぶん
)
が
與吉
(
よきち
)
と
共
(
とも
)
に
失錯
(
しくじ
)
つたことが
自分
(
じぶん
)
を
苦
(
くるし
)
めて
酷
(
ひど
)
く
辛
(
つら
)
かつた。
彼
(
かれ
)
は
俄
(
にはか
)
に
目
(
め
)
を
蹙
(
しか
)
めた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
しくじ(失錯)の例文をもっと
(3作品)
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頓挫
(逆引き)
笹村はちょっとした女の言い草に、自分の気持を
頓挫
(
しくじ
)
ると、しばらく
萎
(
な
)
やされていた女に対する
劇
(
はげ
)
しい
憎悪
(
ぞうお
)
の念が、一時にむくむく
活
(
い
)
き
復
(
かえ
)
って来た。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
笹村は学校を
罷
(
や
)
めて、検束のない放浪生活をしていた
二十
(
はたち
)
時分に、ふとしたことから負わされた小さな傷以来、体中に波うっていた若い血がにわかに
頓挫
(
しくじ
)
ったような気が、始終していた。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
しくじ(頓挫)の例文をもっと
(1作品)
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仕挫
(逆引き)
「今日ですつかり
仕挫
(
しくじ
)
りさうな気がして……。一たい問題はどこで活版に摺るのか知ら。あれを摺る男が、
窃
(
そ
)
つと一枚取つといて私にだけ先に見せてくれるといゝんだがな。」
桑の実
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
しくじ(仕挫)の例文をもっと
(1作品)
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仕損
(逆引き)
私
(
わたくし
)
に何も教えて呉れませんで
仕損
(
しくじ
)
るようにばかり致し、お茶がはいって
旨
(
おい
)
しい物を戴いても、源助が一人で食べて仕舞って私にはくれません、本当に意地の悪い男だというものだから
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
しくじ(仕損)の例文をもっと
(1作品)
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挫折
(逆引き)
銀子は倉持を
搾
(
しぼ
)
る気はなく、お神が決めたもの以上に
強請
(
ねだ
)
るのでもなく、未婚の男でこれと思うようなものも、めったにないので、千葉で
挫折
(
しくじ
)
った結婚生活への
憧憬
(
しょうけい
)
が、倉持の純情を対象として
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
しくじ(挫折)の例文をもっと
(1作品)
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離縁
(逆引き)
やい! おかげでおれあクビになったんだ。……妹は
離縁
(
しくじ
)
るしさ、おっ母アは揮発を
金狼
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
しくじ(離縁)の例文をもっと
(1作品)
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