“しくじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
失敗43.4%
失策27.4%
縮尻24.6%
失錯1.7%
頓挫0.6%
仕挫0.6%
仕損0.6%
挫折0.6%
離縁0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何事? ……うしたの? ……何うしたの?」と、気にして聞く。私は、失敗った! と、穴にも入りたい心地をめて隠して
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
「いや、その様子では俺が行っても失策ったかもわからねえ。手離せねえ用事があったにしても、手前一人でやったのが間違えだ」
私の父親が商賣で縮尻つたとき、孫六さんがこの家の先代を説いてお金を出させ、どんなに骨を折つて下すつたかわかりません。
卯平悲慘燒小屋ふと、自分與吉失錯つたことが自分めてかつた。めた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
笹村はちょっとした女の言い草に、自分の気持を頓挫ると、しばらくやされていた女に対するしい憎悪の念が、一時にむくむくって来た。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
笹村は学校をめて、検束のない放浪生活をしていた二十時分に、ふとしたことから負わされた小さな傷以来、体中に波うっていた若い血がにわかに頓挫ったような気が、始終していた。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「今日ですつかり仕挫りさうな気がして……。一たい問題はどこで活版に摺るのか知ら。あれを摺る男が、つと一枚取つといて私にだけ先に見せてくれるといゝんだがな。」
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
に何も教えて呉れませんで仕損るようにばかり致し、お茶がはいってしい物を戴いても、源助が一人で食べて仕舞って私にはくれません、本当に意地の悪い男だというものだから
銀子は倉持をる気はなく、お神が決めたもの以上に強請るのでもなく、未婚の男でこれと思うようなものも、めったにないので、千葉で挫折った結婚生活への憧憬が、倉持の純情を対象として
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
やい! おかげでおれあクビになったんだ。……妹は離縁るしさ、おっ母アは揮発を
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)