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挫折
ふりがな文庫
“挫折”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざせつ
85.3%
しくじ
2.9%
ひしお
2.9%
ひしを
2.9%
ぶっくじ
2.9%
へしお
2.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざせつ
(逆引き)
思いもよらざる事柄が飛び出して
挫折
(
ざせつ
)
したわけでもないのだ。つまりは諸氏の望みと諸氏の用意との間に
齟齬
(
そご
)
があったのである。
素人製陶本窯を築くべからず:――製陶上についてかつて前山久吉さんを激怒せしめた私のあやまち――
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
挫折(ざせつ)の例文をもっと
(29作品)
見る
しくじ
(逆引き)
銀子は倉持を
搾
(
しぼ
)
る気はなく、お神が決めたもの以上に
強請
(
ねだ
)
るのでもなく、未婚の男でこれと思うようなものも、めったにないので、千葉で
挫折
(
しくじ
)
った結婚生活への
憧憬
(
しょうけい
)
が、倉持の純情を対象として
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
挫折(しくじ)の例文をもっと
(1作品)
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ひしお
(逆引き)
時に糸川老人の宿った夜は
恰
(
あたか
)
も樹木
挫折
(
ひしお
)
れ、屋根
廂
(
ひさし
)
の
摧飛
(
くだけと
)
ばんとする大風雨であった、宿の主とても老夫婦で、客とともに揺れ撓む柱を抱き、
僅
(
わずか
)
に板形の残った天井下の三畳ばかりに
立籠
(
たてこも
)
った
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
挫折(ひしお)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ひしを
(逆引き)
母
(
はゝ
)
は、
父
(
ちゝ
)
が、
其
(
そ
)
の
木像
(
もくざう
)
の
胴
(
どう
)
を
挫折
(
ひしを
)
つた——
其
(
それ
)
が
又
(
また
)
脆
(
もろ
)
く
折
(
を
)
れた——のを
突然
(
いきなり
)
頭
(
あたま
)
から
暖炉
(
ストーブ
)
へ
突込
(
つゝこ
)
んだのを
見
(
み
)
たが、
折口
(
をれくち
)
に
偶
(
ふ
)
と
目
(
め
)
が
着
(
つ
)
くと、
内臓
(
ないざう
)
がすつかり
刻込
(
きざみこ
)
んであつた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
挫折(ひしを)の例文をもっと
(1作品)
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ぶっくじ
(逆引き)
勝誇った日本の羽翼いまだ十分ならざる内に二度と再び起つ事の出来ないまでに
挫折
(
ぶっくじ
)
いて置かねばならんというのは単に露西亜一国のためばかりでなくて
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
挫折(ぶっくじ)の例文をもっと
(1作品)
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へしお
(逆引き)
見向きもしないで、山伏は
挫折
(
へしお
)
つた其の
己
(
おの
)
が片脛を
鷲掴
(
わしづか
)
みに、片手で
踵
(
きびす
)
が
穿
(
は
)
いた
板草鞋
(
いたわらじ
)
を
毮
(
むし
)
り
棄
(
す
)
てると、
横銜
(
よこぐわ
)
へに、ばり/\と
齧
(
かじ
)
る……
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
挫折(へしお)の例文をもっと
(1作品)
見る
“挫折”の意味
《名詞》
挫 折(ざせつ)
物事が途中で駄目になること。
(出典:Wiktionary)
挫
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
“挫”で始まる語句
挫
挫傷
挫骨
検索の候補
設使幾回遭挫折
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