“鷲掴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わしづか93.8%
わしづかみ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とグスはしまいには眼に哀願の色さえうかべて、そのくせ恐ろしい腕力で私の手を鷲掴わしづかみにして放さなかった。が、その途端であった。
葛根湯 (新字新仮名) / 橘外男(著)
見向きもしないで、山伏は挫折へしおつた其のおのが片脛を鷲掴わしづかみに、片手できびす穿いた板草鞋いたわらじむしてると、横銜よこぐわへに、ばり/\とかじる……
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
けたたましき跫音あしおとして鷲掴わしづかみに襟をつかむものあり。あなやと振返ればわが家の後見うしろみせる奈四郎といえる力たくましき叔父の、すさまじき気色けしきして
竜潭譚 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
けたたましき跫音あしおとして鷲掴わしづかみえりつかむものあり。あなやと振返ふりかえればわがいえ後見うしろみせる奈四郎なしろうといへるちからたくましき叔父の、すさまじき気色けしきして
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)