“鷲鼻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わしばな90.0%
しゅうび10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荘田しょうだの、思い出すだけでも、いきどおろしい面影も、だん/\思い出す回数が、少くなった。鷲鼻わしばなの男の顔などは、もう何時いつの間にか、忘れてしまった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
の厚きタオルなれば、のいひなづけのもとき給ふ中の一人二人ひとりふたりの姫達のために私はいたましき気の致しさふらふ。審判長は鷲鼻わしばなせる英人の大僧正にさふらふ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
ともし連らねた無数の燈明、煙りを上げている青銅の香炉、まずそれはよいとして、神号を見れば薬師如来、それと並んで掛けられた画像! 白髪はくはつ白髯はくぜん鳳眼ほうがん鷲鼻しゅうび、それでいてあくまで童顔であり
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)