“しゅうび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
愁眉97.1%
鷲鼻2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敵は全く進退きわまり、そしてあと四、五分のうちに殲滅されてしまうものと思われ、キンギン国軍は、やっと愁眉しゅうびをひらいたのであった。
二、〇〇〇年戦争 (新字新仮名) / 海野十三(著)
きり開かれたそのみちには、あかるい光りがあふれていたのだ。何よりも無邪気に、すッと愁眉しゅうびをひらいたのはおんなどもであった。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
ともし連らねた無数の燈明、煙りを上げている青銅の香炉、まずそれはよいとして、神号を見れば薬師如来、それと並んで掛けられた画像! 白髪はくはつ白髯はくぜん鳳眼ほうがん鷲鼻しゅうび、それでいてあくまで童顔であり
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)