“呼鈴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よびりん59.0%
ベル38.0%
べる2.0%
リン1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昼頃近くになっても霜柱の消えないような玄関の前に立って呼鈴よびりんを鳴らしてもなかなかすぐには反応がなくて立往生をしていると
新年雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
その一劃にある閑静な家の戸口の呼鈴ベルを鳴らした時に、彼の知っており、考えており、気づいていた範囲内のことであったのである。
召使たちは遊びに夢中になつてゐたので、わたし達は幾度も幾度も呼鈴べるを鳴してやつと通じることが出來た。
一杯十カペイキの茶でも呼鈴リンを鳴らされると、給仕男は手にふりまわすナフキンとともにエレヴェーターのない四階までのぼって来て、又降りて、盆にのっけて室まで届けなければならなかった。