“鉱山師”の読み方と例文
読み方割合
やまし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ以前の家の業はいわゆる鉱山師やましで、石見いわみ銀山の採掘さいくつをもっぱらにしていたものだが、同じ富を掘るものなら海外の無限な天地に求めるべきだと、貿易へ転業したのである。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「しかしこういう古い型の鉱山師やましは、もう通用しなくなったね。しっかりした技術的な腕もあり、度胸もあって、堅実な途を踏む新しい型の鉱山師を産むところまで、時代が来ている」
金山揷話 (新字新仮名) / 大鹿卓(著)