“金鉱山掘夫”の読み方と例文
読み方割合
かなやまほり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、びっくりしてふりかえったのは、べつなことでぼうとしていた金鉱山掘夫かなやまほりや熊蔵たち。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かの、小太郎山こたろうざん間道かんどうへかかって、首尾しゅびよく築城ちくじょう迷道めいどうをさまよい、もとのところへいもどった伊部熊蔵いのべくまぞう雁六がんろく、ほか六十人の金鉱山掘夫かなやまほりが、ぼんやりくたびれもうけをしていた時分なのである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)