“築城”の読み方と例文
読み方割合
ちくじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大和川やまとがわ淀川よどがわの二すいをひいてほりの長さを合計ごうけいすると三八町とかいうのだから、もって、いかにそのおおげさな築城ちくじょうかがわかるであろう。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兵法へいほうにいわく、天水てんすい危城きじょうたもつべし、工水こうすい名城めいじょうも保つべからず。——人体じんたい血脈けつみゃくともみるべき大事な一じょうの水を、掛樋でよばんなどとは築城ちくじょう逆法ぎゃくほう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日本では何人とゆびを折られる築城ちくじょう地学家ちがっか、これくらいなことは、表看板おもてかんばんやじりをたたくことよりたやすいこと。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)