“兵法”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へいほう36.4%
へいはふ27.3%
ひょうほう18.2%
びょうほう18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは兵法へいほうでいう八もん遁甲とんこう諸葛孔明しょかつこうめい司馬仲達しばちゅうたつをおとし入れたじゅつでもある。秀吉、それをこころみて、滝川一益たきがわかずますをなぶったのだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
太史公たいしこういはく、世俗せぞくしようするところ(一一二)師旅しりよは、みな孫子そんし十三ぺん呉起ごき兵法へいはふふ。おほり、ゆゑろんぜず。其行事そのかうじ施設しせつするところものとをろんず。
その勇気といい、筋骨といい、身に帯びたすばらしい長短の刀といい、天下無敵の兵法ひょうほうの達者、誰が見ても疑う余地はありません。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
なまじなま兵法びょうほうに手出しをやって、せっかくのほしを逃がしでもしてはと、だんなの草香流を大急ぎで拝借に駆けつけてきたんでございますよ