“策戦”の読み方と例文
読み方割合
さくせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
事務長クーパーは、それからの策戦さくせんをどうしたものか考えだしたいとつとめた。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
すると策戦さくせんはまんまと図にあたって、彼女はまっ赤になって語りつづけた。
或る探訪記者の話 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
海軍の策戦さくせんが図に当って、敵軍は稍疲ややつかれが見えるそうだ。しかし勝敗はまだどこへ行くとも判っていない。だが少くとも戸波博士を、ここ一二時間のうちに奪還できない限り、帝国の勝算は覚束おぼつかない
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)