“策師”の読み方と例文
読み方割合
さくし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、あたしはぞくぞくこわがった。いま考えると、なかなか策師さくしだったといえる。江戸人の——いえ、当時の日本人の誰にも感じられる、いやな連想をもった、場処がらである。
旧聞日本橋:17 牢屋の原 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)