“篇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぺん61.1%
へん33.3%
くだり5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんなものはみな自分が死んだ跡で、いつか亡びて無くなってしまうのである。自分が遺言として残して置くのは、一ぺんの詩でなくてはならない。
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)
つぎにおこる驚天動地きょうてんどうち争闘そうとう御岳山上みたけさんじょうにおけるこのへん大眼目だいがんもくえがくために、あえて、ここに緩慢かんまん数行すうぎょうをついやす筆者ひっしゃ作心さくしん支度したくをゆるしたまえ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼の得意とするところは壇の浦合戦平家一門入水のくだりでありました。
父八雲を語る (新字新仮名) / 稲垣巌(著)