“世俗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せぞく83.3%
よのならい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太史公たいしこういはく、世俗せぞくしようするところ(一一二)師旅しりよは、みな孫子そんし十三ぺん呉起ごき兵法へいはふふ。おほり、ゆゑろんぜず。其行事そのかうじ施設しせつするところものとをろんず。
もしむかしから世俗せぞくとほ安心あんじんとか立命りつめいとかいふ境地きやうちに、坐禪ざぜんちからたつすること出來できるならば、十日とをか二十日はつか役所やくしよやすんでもかまはないからつてたいとおもつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
あるいはいわゆる部落の人々の言語に、世俗よのならいと違う訛りのあるのは、筋が違う証拠だなどと、くだらぬことを考えている人々がかなり世間に多いのに驚かされます。