トップ
>
兵法
>
へいほう
ふりがな文庫
“
兵法
(
へいほう
)” の例文
これは
兵法
(
へいほう
)
でいう八
門
(
もん
)
遁甲
(
とんこう
)
。
諸葛孔明
(
しょかつこうめい
)
が
司馬仲達
(
しばちゅうたつ
)
をおとし入れた
術
(
じゅつ
)
でもある。秀吉、それを
試
(
こころ
)
みて、
滝川一益
(
たきがわかずます
)
をなぶったのだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此方
(
こっち
)
が火を消したならば、
恐
(
おそら
)
く勢いを得て
突出
(
とっしゅつ
)
して来るであろう。そこを
待受
(
まちう
)
けて囲み撃つという計略であった。守ること固きものは
誘
(
いざの
)
うて
之
(
これ
)
を撃つ、我が塚田巡査は
孫子
(
そんし
)
の
兵法
(
へいほう
)
を心得ていた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「賢い! 賢い! はなれず
後退
(
あとさが
)
りが
兵法
(
へいほう
)
の妙じゃ! ほら! 一尺! ほら! 二尺! 一人でもはなれたら、この石突きがお見舞い申すぞ! ほら! ほら! 突いてかかればお仲間が田楽ざし! ほら! ほら!」
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
いやあれは
兵法
(
へいほう
)
ですよ。
麻雀殺人事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
兵法
(
へいほう
)
に申す、
小河
(
しょうが
)
東
(
ひがし
)
にあるを
田沢
(
でんたく
)
といい、
流水
(
りゅうすい
)
南
(
みなみ
)
にあるを
青龍
(
せいりゅう
)
とよび、西に道あるを
朱雀
(
すじゃく
)
と
名
(
な
)
づけ、北に山あるを
玄武
(
げんぶ
)
、林あるを
白虎
(
びゃっこ
)
と
称
(
しょう
)
す
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
兵法
(
へいほう
)
にいわく、
天水
(
てんすい
)
危城
(
きじょう
)
を
保
(
たも
)
つべし、
工水
(
こうすい
)
名城
(
めいじょう
)
も保つべからず。——
人体
(
じんたい
)
の
血脈
(
けつみゃく
)
ともみるべき大事な一
城
(
じょう
)
の水を、掛樋でよばんなどとは
築城
(
ちくじょう
)
の
逆法
(
ぎゃくほう
)
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“兵法”の意味
《名詞》
兵法(へいほう、ひょうほう)
戦争や戦闘、用兵の仕方。兵学。
武術、武芸。
(出典:Wiktionary)
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“兵法”で始まる語句
兵法大講会
兵法奨励
兵法試合
兵法図国編