“ひょうほう”の漢字の書き方と例文
語句割合
兵法100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その勇気といい、筋骨といい、身に帯びたすばらしい長短の刀といい、天下無敵の兵法ひょうほうの達者、誰が見ても疑う余地はありません。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
兵法ひょうほうに曰く柔よく剛を制すと、深川夫人が物馴ものなれたるあつかいに、妖艶ようえんなる妖精ばけもの火焔かえんを収め、静々と導かれて、階下したなる談話室兼事務所にけり。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)