トップ
>
物馴
ふりがな文庫
“物馴”の読み方と例文
読み方
割合
ものな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものな
(逆引き)
お島のきびきびした調子と、
蓮葉
(
はすは
)
な取引とが、到るところで評判がよかった。
物馴
(
ものな
)
れてくるに従って、お島の顔は一層広くなって行った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
兵法
(
ひょうほう
)
に曰く柔よく剛を制すと、深川夫人が
物馴
(
ものな
)
れたる
扱
(
あつかい
)
に、
妖艶
(
ようえん
)
なる
妖精
(
ばけもの
)
は
火焔
(
かえん
)
を収め、静々と導かれて、
階下
(
した
)
なる談話室兼事務所に
行
(
ゆ
)
けり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
アイヌの郷土細工の糸巻から、弟の着物と似合ひの色糸を見付けて、針の
孔
(
めど
)
へ通した。それからいかにも
物馴
(
ものな
)
れた調子で
綻
(
ほころ
)
びを
繕
(
つくろ
)
ひにかゝつた。
過去世
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
物馴(ものな)の例文をもっと
(17作品)
見る
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
“物馴”で始まる語句
物馴顔
検索の候補
物馴顔
“物馴”のふりがなが多い著者
近松秋江
紫式部
徳田秋声
岡本かの子
柳田国男
夏目漱石
神西清
森鴎外
泉鏡花
岡本綺堂