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ものな
ふりがな文庫
“ものな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
物馴
94.4%
物慣
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物馴
(逆引き)
アイヌの郷土細工の糸巻から、弟の着物と似合ひの色糸を見付けて、針の
孔
(
めど
)
へ通した。それからいかにも
物馴
(
ものな
)
れた調子で
綻
(
ほころ
)
びを
繕
(
つくろ
)
ひにかゝつた。
過去世
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
「おい、あすこに椅子が二つ
空
(
あ
)
いている」と
物馴
(
ものな
)
れた中野君は階段を横へ切れる。並んでいる人は席を立って二人を通す。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ものな(物馴)の例文をもっと
(17作品)
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物慣
(逆引き)
初子は
物慣
(
ものな
)
れた口ぶりで、彼女を俊助に紹介した。辰子は蒼白い
頬
(
ほお
)
の底にかすかな血の色を動かして、
淑
(
しとや
)
かに
束髪
(
そくはつ
)
の頭を下げた。俊助も民雄の肩から手を離して、
叮嚀
(
ていねい
)
に初対面の
会釈
(
えしゃく
)
をした。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ものな(物慣)の例文をもっと
(1作品)
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