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物慣
ふりがな文庫
“物慣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ものな
50.0%
ものなれ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものな
(逆引き)
初子は
物慣
(
ものな
)
れた口ぶりで、彼女を俊助に紹介した。辰子は蒼白い
頬
(
ほお
)
の底にかすかな血の色を動かして、
淑
(
しとや
)
かに
束髪
(
そくはつ
)
の頭を下げた。俊助も民雄の肩から手を離して、
叮嚀
(
ていねい
)
に初対面の
会釈
(
えしゃく
)
をした。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
物慣(ものな)の例文をもっと
(1作品)
見る
ものなれ
(逆引き)
やがて
二頭曳
(
にとうびき
)
の馬車の
轟
(
とどろき
)
が聞えると思うと、その内に
手綱
(
たづな
)
を
扣
(
ひか
)
えさせて、
緩々
(
ゆるゆる
)
お乗込になっている殿様と奥様、
物慣
(
ものなれ
)
ない僕たちの眼にはよほど
豪気
(
ごうぎ
)
に見えたんです。
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
物慣(ものなれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
慣
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“物”で始まる語句
物
物凄
物語
物憂
物識
物怪
物騒
物置
物音
物思
“物慣”のふりがなが多い著者
若松賤子
芥川竜之介