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雁六
ふりがな文庫
“雁六”の読み方と例文
読み方
割合
がんろく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんろく
(逆引き)
小頭
(
こがしら
)
の
雁六
(
がんろく
)
が、ピューッと
口笛
(
くちぶえ
)
を一つ
吹
(
ふ
)
くと、上から、下から
伊部熊蔵
(
いのべくまぞう
)
をはじめすべての者のかげが、ワラワラとそこへ
駈
(
か
)
けあつまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
というと
鉄砲組
(
てっぽうぐみ
)
の中から五、六人、
足軽
(
あしがる
)
十四、五人、
山掘夫
(
やまほり
)
四、五人——
小頭
(
こがしら
)
の
雁六
(
がんろく
)
も一しょについて、まだ
朝露
(
あさつゆ
)
のふかい
谷底
(
たにそこ
)
へ
降
(
お
)
りていった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ジッと見おろしていた
伊部熊蔵
(
いのべくまぞう
)
が、こう
叫
(
さけ
)
んで待ちうけていると、そこへ
小頭
(
こがしら
)
の
雁六
(
がんろく
)
、どうしたのか
真
(
ま
)
ッ
青
(
さお
)
になって、
息
(
いき
)
をあえぎながら
登
(
のぼ
)
ってきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雁六(がんろく)の例文をもっと
(1作品)
見る
雁
漢検準1級
部首:⾫
12画
六
常用漢字
小1
部首:⼋
4画
“雁”で始まる語句
雁
雁首
雁来紅
雁字
雁木
雁皮紙
雁皮
雁行
雁金
雁鍋