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赤味
ふりがな文庫
“赤味”の読み方と例文
読み方
割合
あかみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかみ
(逆引き)
其
(
それ
)
が
向
(
むか
)
う
岸
(
ぎし
)
へ
着
(
つ
)
いたと
思
(
おも
)
ふと、
四邊
(
あたり
)
また
濛々
(
もう/\
)
、
空
(
そら
)
の
色
(
いろ
)
が
少
(
すこ
)
し
赤味
(
あかみ
)
を
帶
(
お
)
びて、
殊
(
こと
)
に
黒
(
くろ
)
ずんだ
水面
(
すゐめん
)
に、五六
人
(
にん
)
の
氣勢
(
けはひ
)
がする、
囁
(
さゝや
)
くのが
聞
(
きこ
)
えた。
三尺角拾遺:(木精)
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
長吉
(
ちやうきち
)
は
其
(
そ
)
の時
長命寺辺
(
ちやうめいじへん
)
の
堤
(
つゝみ
)
の上の
木立
(
こだち
)
から、
他分
(
たぶん
)
旧暦
(
きうれき
)
七月の満月であらう、
赤味
(
あかみ
)
を帯びた大きな月の昇りかけて
居
(
ゐ
)
るのを認めた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
おもざし父ににて、
赤味
(
あかみ
)
がちなお
政
(
まさ
)
は、かいがいしきたすきすがたにでてきて、いろりに火を
移
(
うつ
)
す。
鉄
(
てつ
)
びんを
自在
(
じざい
)
にかける。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
赤味(あかみ)の例文をもっと
(12作品)
見る
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
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赤
赤児
赤子
赤蜻蛉
赤裸
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赤飯
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