“長白”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つらね50.0%
チイラアド50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから後見こうけんけてもらうて、覺束無おぼつかなげにれい入場にふぢゃう長白つらねべるのもうれしうい。先方さき如何どうおもはうとも、此方こっち此方こっちで、おも存分ぞんぶんをどりぬいてかへらう。
これを若し、戯曲の中の、更に特殊な一形式に結びつければ、云ふまでもなく、「独白モノロオグ」なのである。ラシイヌ、コルネイユの有名な「長白チイラアド」も亦、これに髣髴たるものがあると云へよう。
戯曲及び戯曲作家について (新字旧仮名) / 岸田国士(著)