“唐鍬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たうぐは37.5%
とうぐわ37.5%
とんが12.5%
トガ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近頃ちかごろ唐鍬たうぐは使つけほねおれつからつて仕事しごとしまつちや一がふぐれえけてつちやあんだつちけが、それ今日けふはやくからてたんだつちきや
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
けらを着た百姓ひゃくしょうたちが、山刀なた三本鍬さんぼんぐわ唐鍬とうぐわや、すべて山と野原の武器をかたくからだにしばりつけて、東のかどばった燧石ひうちいしの山をえて、のっしのっしと
狼森と笊森、盗森 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
しかし喬木は根こぎにされなければならなかつたし、山裾に、唐鍬とんがはぶち込まれなければならなかつた。
生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
百合掘ると 唐鍬トガをかたぎつ
百合を掘る (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)