狼森と笊森、盗森おいのもりとざるもり、ぬすともり
小岩井農場の北に、黒い松の森が四つあります。いちばん南が狼森で、その次が笊森、次は黒坂森、北のはずれは盗森です。 この森がいつごろどうしてできたのか、どうしてこんな奇体な名前がついたのか、それをいちばんはじめから、すっかり知っているものは、 …
作品に特徴的な語句
わらし わら きい こえ こお オイノ かんむり におい おごそ 唐鍬とうぐわ 四人よったり 地味ちみ 山刀なた いわ くさ たきぎ 見附みつ 黄金きん 一斉いっせい 一粒ひとつぶ 一緒いっしょ 七銭しちせん おか 九疋くひき たがい にわか おれ たお ところ 初茸はつたけ また さけ 咽喉のど 喧嘩けんか 噴火ふんか 地味じみ うず かた ほか 奇体きたい おく 威張いば うれ うち もっと かが おお 幻燈げんとう すわ かげ おそ 恐縮きょうしゅく よろこ もど てのひら そろ なぐ むかし 朽葉くちば まつ えだ かしわ くり 栗鼠りす 毎年まいねん 気違きちが つぶ 燈籠とうろう 燧石ひうちいし 狼森オイノもり 畜生ちくしょう はたけ 百姓ひゃくしょう 盗森ぬすともり 相違そうい ひえ かど 笊森ざるもり あわ 粟餅あわもち 納屋なや くさ かや
題名が同じ作品
狼森と笊森、盗森 (新字旧仮名)宮沢賢治 (著)