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幻燈
ふりがな文庫
“幻燈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げんとう
80.0%
うつしえ
5.0%
うつしゑ
5.0%
まぼろし
5.0%
フロ
5.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんとう
(逆引き)
玩具屋
(
おもちゃや
)
の主人は金属製のランプへ黄色いマッチの火をともした。それから
幻燈
(
げんとう
)
の
後
(
うし
)
ろの戸をあけ、そっとそのランプを器械の中へ移した。
少年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
幻燈(げんとう)の例文をもっと
(16作品)
見る
うつしえ
(逆引き)
紫の幕、
紅
(
くれない
)
の旗、空の色の青く晴れたる、草木の色の緑なる、
唯
(
ただ
)
うつくしきものの
弥
(
いや
)
が上に重なり合ひ、
打混
(
うちこん
)
じて、
譬
(
たと
)
へば
大
(
おおい
)
なる
幻燈
(
うつしえ
)
の
花輪車
(
かりんしゃ
)
の輪を造りて、
烈
(
はげ
)
しく舞出で、舞込むが見え候のみ。
凱旋祭
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
幻燈(うつしえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うつしゑ
(逆引き)
地獄
(
ぢごく
)
の
釜
(
かま
)
の
蓋
(
ふた
)
を
取
(
と
)
つて、
娑婆
(
しやば
)
へ
吹上
(
ふきあ
)
げた
幻燈
(
うつしゑ
)
か
思
(
おも
)
ふたよ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
幻燈(うつしゑ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
まぼろし
(逆引き)
それにつれて私のお父様の顔や、お母様の顔や、または生れてから十二年の間に住まっておりました故郷の家の有様なぞが、
幻燈
(
まぼろし
)
のように美しく、
千切
(
ちぎ
)
れ千切れに見えて参ります。
押絵の奇蹟
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
幻燈(まぼろし)の例文をもっと
(1作品)
見る
フロ
(逆引き)
その光はそれと相対の位置に据付けてある
幻燈
(
フロ
)
の
種板
(
たねいた
)
とレンズを透して反対側の壁に像を結ぶという他愛のない仕掛なのであります。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
幻燈(フロ)の例文をもっと
(1作品)
見る
幻
常用漢字
中学
部首:⼳
4画
燈
部首:⽕
16画
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