“幻燈”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
げんとう78.9%
うつしえ5.3%
うつしゑ5.3%
まぼろし5.3%
フロ5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“幻燈”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
田中たなか正太しようた可愛かわいらしいをぐるぐるとうごかして、幻燈げんとうにしないか、幻燈げんとう
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ランプの青やかな光のもとでは、人々のこうした生活も、物語か幻燈げんとうの世界でのように美しくなつかしく見えた。
おじいさんのランプ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
紫の幕、くれないの旗、空の色の青く晴れたる、草木の色の緑なる、ただうつくしきもののいやが上に重なり合ひ、打混うちこんじて、たとへばおおいなる幻燈うつしえ花輪車かりんしゃの輪を造りて、はげしく舞出で、舞込むが見え候のみ。
凱旋祭 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
地獄ぢごくかまふたつて、娑婆しやば吹上ふきあげた幻燈うつしゑおもふたよ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それにつれて私のお父様の顔や、お母様の顔や、または生れてから十二年の間に住まっておりました故郷の家の有様なぞが、幻燈まぼろしのように美しく、千切ちぎれ千切れに見えて参ります。
押絵の奇蹟 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ご説明申上げるまでもなく、あれなる壁の面にレンズが一つ嵌込はめこまれてありますが、蝋燭の火があのレンズの中心を通過する高さにまで燃え縮まってきますと、蝋燭の火はレンズを透してその後にある鏡に焦点を結び、その光はそれと相対の位置に据付けてある幻燈フロ種板たねいたとレンズを透して反対側の壁に像を結ぶという他愛のない仕掛なのであります。