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穂
ふりがな文庫
“穂”のいろいろな読み方と例文
旧字:
穗
読み方
割合
ほ
71.2%
すい
23.3%
すゐ
2.7%
ぼ
1.4%
ホ
1.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほ
(逆引き)
裾野にそよぐ
穂
(
ほ
)
すすきが、みな
閃々
(
せんせん
)
たる
白刃
(
はくじん
)
となり
武者
(
むしゃ
)
となって、声をあげたのかと
疑
(
うたが
)
われるほど、ふいにおこってきた四面の
伏敵
(
ふくてき
)
。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
穂(ほ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
すい
(逆引き)
やがては、壁も天井も、そして一
穂
(
すい
)
の
短檠
(
たんけい
)
の灯までが、水音を立てているのではないかと疑われるほど、武蔵は
冷々
(
ひえびえ
)
とした気につつまれた。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
穂(すい)の例文をもっと
(17作品)
見る
すゐ
(逆引き)
が、一
穂
(
すゐ
)
のともし火のもとに錬金の書を読むフアウストを軽蔑するのは誤りである。フアウストの書いた借金証文などは何処の図書館にもあつたことはない。
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
穂(すゐ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ぼ
(逆引き)
すがれの草
穂
(
ぼ
)
もゆれてゐる
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
穂(ぼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ホ
(逆引き)
必学者は
秀
(
ホ
)
や
穂
(
ホ
)
を以て解決出来た様なふりで居る。併し、ほぐと言ふ語の語原を説いた後に思ひあはせれば、今までの理会は妙なものであつた事に心づく事と思ふ。
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
穂(ホ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“穂”の意味
《名詞》
(ほ)花や実が、茎の先に群集しているもの。
(出典:Wiktionary)
“穂(
花穂
)”の解説
花穂(かすい、spike, ear)は、穂のような形で咲く花のこと。
ススキ、エノコログサ、ケイトウなどがこれにあたる。
(出典:Wikipedia)
穂
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
“穂”を含む語句
花穂
赤穂
初穂
穂先
一穂
草穂
瑞穂
空穂
稲穂
粟穂
落穂
百穂
附穂
風穂
穂高
上穂
狭穂姫
赤穂鯛
御初穂
穂尖
...
“穂”のふりがなが多い著者
吉川英治
徳冨蘆花
宮沢賢治
二葉亭四迷
泉鏡太郎
斎藤茂吉
北原白秋
林不忘
伊藤左千夫
泉鏡花