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穂尖
ふりがな文庫
“穂尖”の読み方と例文
読み方
割合
ほさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほさき
(逆引き)
穂尖
(
ほさき
)
の閃光流星の一文字にツイと走って、あなや、鐘巻自斎の喉笛を突き貫ぬいたかと見えたが、カラリと響いた鉄扇の音を
弾
(
はじ
)
いて
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伊兵衛は中也派を学んだが、そのうえに薙刀の法を加えて、
穂尖
(
ほさき
)
よりも石突きに重点をおくような、特殊な操法を会得していた。
雪の上の霜
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
丁度甲州流の戦法のように
隙間
(
すきま
)
なく
槍
(
やり
)
の
穂尖
(
ほさき
)
を
揃
(
そろ
)
えてジリジリと
平押
(
ひらお
)
しに押寄せるというような
論鋒
(
ろんぽう
)
は頗る
目鮮
(
めざ
)
ましかった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
穂尖(ほさき)の例文をもっと
(16作品)
見る
穂
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
“穂”で始まる語句
穂
穂先
穂積
穂芒
穂蓼
穂薄
穂高山
穂波
穂立
穂向
“穂尖”のふりがなが多い著者
宮原晃一郎
内田魯庵
林不忘
山本周五郎
佐々木味津三
北原白秋
吉川英治
若山牧水
泉鏡花
小川未明