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『雪の上の霜』
ふりがな文庫
『
雪の上の霜
(
ゆきのうえのしも
)
』
その仕事は簡単なものであった。街道に立っていて、荷物を(重たそうに)持っている旅人が来たら、あいそよく呼びかけて、こう云うのである。 ——次の宿までその荷物を持ちましょう。つまり、馬や駕籠に乗るほどではないが、歩き草臥れて少しばかり荷物が厄 …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「面白倶楽部」光文社、1952(昭和27)年3月~4月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約52分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
父
(
ちゃん
)
乾
(
いぬい
)
点
(
た
)
合
(
あい
)
両掛
(
りょうがけ
)
定
(
きま
)
宿
(
しゅく
)
捻
(
ね
)
箕山
(
みのやま
)
箪笥
(
だんす
)
篤
(
あつ
)
舁
(
か
)
要
(
かなめ
)
錆
(
さ
)
霞
(
かす
)
饒舌
(
じょうぜつ
)
不埒
(
ふらち
)
中間
(
ちゅうげん
)
丸鑿
(
まるのみ
)
些
(
いささ
)
些少
(
さしょう
)
仔細
(
しさい
)
仰
(
おっ
)
伜
(
せがれ
)
伴
(
つ
)
偈
(
げ
)
傾
(
かし
)
僭越
(
せんえつ
)
切炉
(
きりろ
)
刻
(
とき
)
劬
(
いたわ
)
千草
(
ちぐさ
)
午
(
ひる
)
午餉
(
ひるげ
)
却
(
かえ
)
吃
(
ども
)
吃驚
(
びっくり
)
呆
(
あき
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
呻
(
うめ
)
咎
(
とが
)
咳
(
せき
)
唸
(
うな
)
商人
(
あきんど
)
啜
(
すす
)
喘
(
あえ
)
囁
(
ささや
)
埃
(
ほこり
)
大股
(
おおまた
)
威
(
おど
)
娶
(
めと
)
嬌
(
なま
)
宿端
(
しゅくはず
)
屹
(
きっ
)
崖下
(
がけした
)
帖
(
じょう
)
年嵩
(
としかさ
)
庇
(
かば
)
建場
(
たてば
)
微塵
(
みじん
)
怯
(
おび
)
恢復
(
かいふく
)
息杖
(
いきづえ
)
悠
(
ゆっ
)
惚
(
ほ
)
愚弄
(
ぐろう
)
慇懃
(
いんぎん
)
慥
(
たし
)
扶持
(
ふち
)
技
(
わざ
)
抉
(
えぐ
)
拘
(
かかわ
)
挫
(
くじ
)
挽
(
ひ
)
挾
(
はさ
)
掴
(
つか
)
掻
(
か
)
揃
(
そろ
)
揉
(
も
)
斑
(
まだら
)
方
(
かた
)
昂奮
(
こうふん
)
暫
(
しばら
)
曳
(
ひ
)
桁
(
けた
)
此処
(
ここ
)
歪
(
ゆが
)
毀
(
こわ
)
湛
(
たた
)
溢
(
あふ
)
漲
(
みなぎ
)
煙管
(
きせる
)
父娘
(
おやこ
)
爽快
(
そうかい
)
狼狽
(
ろうばい
)
甚
(
はなは
)
生業
(
なりわい
)
痒
(
かゆ
)
皺
(
しわ
)