“丸鑿”の読み方と例文
読み方割合
まるのみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで大きな丸鑿まるのみで眼をこじあけ、細かい仕上げなどは一切省いて、『生命あれ!』と言うなり、この世の中へおっぽりだした訳である。
一年まえのあの日以来、そんなことは初めてで、午後になってもずっと続け、きげんのいい顔で丸鑿まるのみ小刀さすがを使っていた。
四日のあやめ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
私はこの像製作の少し前頃から丸刀がんとうを使い始めたのではないかと思う。丸鑿まるのみは、製作上の実際から考えると飛鳥あすか時代にはなく、飛鳥時代は平鑿ばかり使ったのだろうと思う。
回想録 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)