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丸潰
ふりがな文庫
“丸潰”の読み方と例文
読み方
割合
まるつぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるつぶ
(逆引き)
「土地の御用聞や町役人につかまつて、到頭半日
丸潰
(
まるつぶ
)
れ、——このまゝで歸つても恰好がつかねえから、一應親分の耳にも入れて」
銭形平次捕物控:167 毒酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
思ったよりも長篇なので、前後半日と中一日を
丸潰
(
まるつぶ
)
しにして
漸
(
ようや
)
く業を
卒
(
お
)
えて考えて見ると、中々骨の折れた作物である。
『土』に就て:長塚節著『土』序
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かしらの二日は大粒の雨が、ちょうど夜店の出盛る頃に、ぱらぱら
生暖
(
なまあったか
)
い風に吹きつけたために——その癖すぐに晴れたけれども——
丸潰
(
まるつぶ
)
れとなった。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
丸潰(まるつぶ)の例文をもっと
(12作品)
見る
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
潰
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“丸”で始まる語句
丸
丸髷
丸太
丸薬
丸善
丸裸体
丸行燈
丸木橋
丸山
丸切
“丸潰”のふりがなが多い著者
加藤道夫
嘉村礒多
夏目漱石
高村光雲
野村胡堂
泉鏡花