“抉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えぐ80.8%
ゑぐ6.7%
2.6%
2.1%
こじ2.1%
くじ2.1%
1.6%
えぐり0.5%
けっ0.5%
さゝ0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アケスケにり付け、分析し、劇薬化、毒薬化し、更に進んで原子化し、電子化までして行くために生れた芸術界の鬼ッ子である。
探偵小説の真使命 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
宿と、宿で、川底つたで、緑青覆輪した急流は、白雲いて、下屋づくりのまれる。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
佐助は春琴の苦吟する声に驚き眼覚めて次の間よりけ、急ぎ燈火を点じて見れば、何者か雨戸をじ開け春琴が戸に忍入りしに、早くも佐助が起き出でたるけはいを察し
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
最も多いのが眼の球をり抜かれた乞食、それから耳剃の刑と鼻剃の刑、これらは姦夫姦婦がやられるので、良人が見付けて訴えるとその男と女がそういう刑に遇うことがある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
と力に任して二ツ三ツりましたから、無慙にもおくのは、一歳になるお定を負ったなり殺されました。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
手を切るとか眼玉をり取られるとかいうような残酷な刑に処せられるけれども、英領インドではどんな重い罪を犯しても
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
失うことではないとぐって、さて、この数日というものを、まるで鬼子母神のような血相になり、遂に、武蔵のすがたを突き止めて来たのであった。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
乾坤を覆載し宇宙に徹底し区々の俗情を超絶してしかして悠々として青天の上に飛揚す。雲漢をて彼の帝郷に遊ぶなり。哲士の性情あにそれ議し易からんや。
史論の流行 (新字旧仮名) / 津田左右吉(著)
て清の独り緋をるを見て之を疑う。る。奮躍してを犯さんとす。帝左右に命じて之を収めしむ。剣を得たり。志のぐべからざるを知り、植立して大にる。衆歯をす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
其の槍で突殺すという心根が有難えもんでがんすねえ、旦那槍で横っ腹をられる心持は一通りでは有りやすめえが、始終槍で突かれている気で働けば
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
折しも、妹の長い手紙の文句がそれからそれへと思ひ返されてぐられるやうな物狂はしさを感じた。
業苦 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)