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『史論の流行』
ふりがな文庫
『
史論の流行
(
しろんのりゅうこう
)
』
奇なるかな世潮の変遷、試に最近数年間の文学界を回顧せば年ごとに流行の一新するあるを見る。二十二年は小説流行のときにして二十三年は和文、漢文の流行は二十四年に始まりてしかして二十五年は史論の盛行を見るにあらずや。もとよりその間に密確なる区劃を …
著者
津田左右吉
ジャンル
歴史 > 日本史 > 日本史
初出
「青年文学 一三」1892(明治25)年11月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
結
(
むすん
)
蓋
(
なん
)
抉
(
えぐり
)
出
(
いず
)
些
(
いささか
)
如何
(
いかに
)
且
(
しば
)
何
(
いず
)
苟且
(
こうしよ
)
此
(
かく
)
是
(
ここ
)
已
(
やむ
)
逞
(
たくまし
)
非
(
あらざ
)
苦
(
くるし
)
梓
(
し
)
立
(
たち
)
甚
(
はなはだ
)
憑
(
よ
)
復
(
また
)
従而
(
したがつて
)
畢生
(
ひつせい
)
謂
(
いい
)
食
(
は
)
須
(
すべから
)
却而
(
かえつて
)
塵埃
(
じんあい
)
踵
(
きびす
)
試
(
こころみ
)
将
(
は
)
如何
(
いかん
)
訛伝
(
かでん
)
飽
(
あ
)
究
(
きわ
)
顕
(
あら
)
頗
(
すこぶ
)
羸者
(
るいしや
)
而
(
しか
)
而後
(
しかるのち
)
頃日
(
けいじつ
)
賞粲
(
しようさん
)
茲
(
ここ
)
迨
(
およ
)
覧
(
み
)
趨向
(
すうこう
)
尠
(
すくな
)
之
(
これ
)
仮令
(
たとい
)
俟
(
ま
)
偶々
(
たまたま
)
剖析
(
ほうせき
)
各
(
おのおの
)
唶々
(
さくさく
)
嗚呼
(
ああ
)
塵寰
(
じんかん
)
奈何
(
いかん
)
如
(
ごと
)
寧
(
むし
)
瓦礫
(
がれき
)
已
(
や
)
彼
(
か
)
惹
(
ひ
)
所以
(
ゆえん
)
曩
(
さき
)
概
(
おおむ
)
殆
(
ほとん
)
汨
(
べき
)
滔々
(
とうとう
)
漫
(
みだり
)
炳焉
(
へいえん
)
然
(
しか
)