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訛伝
ふりがな文庫
“訛伝”のいろいろな読み方と例文
旧字:
訛傳
読み方
割合
かでん
83.3%
くわでん
11.1%
なまりつた
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かでん
(逆引き)
しかしその事件から基次、関東に内通せりとの
訛伝
(
かでん
)
ありし為既に死は決していたらしい。その心情の
颯爽
(
さっそう
)
たる実に日本一の武士と云ってもよい。
大阪夏之陣
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
訛伝(かでん)の例文をもっと
(15作品)
見る
くわでん
(逆引き)
渋江保さんの話に、其父抽斎は阿部侯惑溺の説は
訛伝
(
くわでん
)
だと云つたさうである。保さんは母に聞いたのである。渡辺氏の如きは反証を挙げて辯駁してゐる。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
訛伝(くわでん)の例文をもっと
(2作品)
見る
なまりつた
(逆引き)
千葉之介常胤
(
ちばのすけつねたね
)
舎弟
國府
(
こくふ
)
五
郎
(
ろう
)
胤道
(
たねみち
)
の城跡であると申すを、此の国府の台を
訛伝
(
なまりつた
)
えて鴻の台と申すのだろうが、
慥
(
たし
)
か永禄の七年
甲子
(
きのえね
)
の正月七日八日の戦いは激しかったという
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
訛伝(なまりつた)の例文をもっと
(1作品)
見る
訛
漢検1級
部首:⾔
11画
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
“訛”で始まる語句
訛
訛言
訛声
訛音
訛謬
訛傳
訛略
訛称
訛語
訛沢山
“訛伝”のふりがなが多い著者
フェレンツ・モルナール
井上円了
津田左右吉
久保田万太郎
南方熊楠
内田魯庵
中島敦
三遊亭円朝
吉川英治
中里介山