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塵寰
ふりがな文庫
“塵寰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じんかん
80.0%
ちりのよ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じんかん
(逆引き)
もしそれ真に学に志さんとするものはもとより遠く
塵寰
(
じんかん
)
を脱して世潮の浮沈を度外に置くを要するや言を
俟
(
ま
)
たざるなり。
史論の流行
(新字旧仮名)
/
津田左右吉
(著)
塵寰
(
じんかん
)
を離れた山中湖の附近、神のように清い二人の乙女、女ばかりの水入らずの生活、美しい自然清潔な空気、なんと館の生活とは
夥
(
おびただ
)
しい相違のあることよ!
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
塵寰(じんかん)の例文をもっと
(4作品)
見る
ちりのよ
(逆引き)
ほゝは、山深きあたりの高き梢に
塵寰
(
ちりのよ
)
の汚れ知らず顔して、たゞ
青雲
(
あをぐも
)
を見て嘯き立てる、気高さ
比
(
たと
)
へんかた無し。
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
塵寰(ちりのよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“塵寰”の意味
《名詞》
穢れた世界。俗世間。
(出典:Wiktionary)
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
寰
漢検1級
部首:⼧
16画
“塵”で始まる語句
塵
塵埃
塵芥
塵塚
塵紙
塵取
塵除
塵溜
塵芥箱
塵界
“塵寰”のふりがなが多い著者
津田左右吉
幸田露伴
国枝史郎
夏目漱石