“抉抜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くりぬ50.0%
くりぬき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目の所が抉抜くりぬいて有って、丁度外から其の目へ目を当てて中を窺くのだ、余り面白くもない工風を仕た者だ、宜し、斯うと分れば余にも亦余だけの工風がある。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
とちょっとかざした、火入れは欠けてくすぶったのに、自然木じねんぼく抉抜くりぬきの煙草盆。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)