“刄先”の読み方と例文
読み方割合
はさき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでもころまではさういふ仕事しごといくらもかつたので、賃錢ちんせん仕事しごとはじめるときらした唐鍬たうぐは刄先はさきたせる鍛冶かぢ手間てま
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
細身の刄先はさき苛苛いらいら
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
つひにはにしたかま刄先はさきすこしづゝつちをほじくりつゝをんなしろ手拭てぬぐひはし微動びどうさせては俯伏つゝぷしなから微笑びせうしながら際限さいげんもなく其處そこ凝然ぢつとしてようとする。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)