トップ
>
際限
ふりがな文庫
“際限”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さいげん
55.6%
きり
25.0%
はてし
11.1%
はて
5.6%
かぎり
2.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいげん
(逆引き)
朝鮮牛
(
てうせんうし
)
が
大分
(
だいぶ
)
輸入
(
ゆにふ
)
されたが
狗
(
いね
)
ころの
樣
(
やう
)
な
身體
(
からだ
)
で
割合
(
わりあひ
)
に
不廉
(
たか
)
いからどうしたものだか
抔
(
など
)
といふことが
際限
(
さいげん
)
もなくがや/\と
大聲
(
おほごゑ
)
で
呶鳴
(
どな
)
り
合
(
あ
)
うた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
際限(さいげん)の例文をもっと
(20作品)
見る
きり
(逆引き)
... 其時俺が、「
左様
(
さう
)
心配した日には
際限
(
きり
)
が無え。」と笑つたことサ。はゝゝゝゝ。』と思出したやうに慾の無い声で笑つて、軈て気を変へて
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
際限(きり)の例文をもっと
(9作品)
見る
はてし
(逆引き)
土地不案内の為に、これも途中で迷っていられた日には、
何時
(
いつ
)
まで経っても
際限
(
はてし
)
があるまい。
何
(
ど
)
うか一刻も早く町へ出て貰いたいものだ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
際限(はてし)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
はて
(逆引き)
子供の時、春の
日和
(
ひより
)
に立っていて体が浮いて空中を飛ぶようで、
際限
(
はて
)
しも無いあくがれが胸に充ちた事がある。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
際限(はて)の例文をもっと
(2作品)
見る
かぎり
(逆引き)
低
(
ひく
)
く
行
(
ゆ
)
くのは、
其
(
そ
)
の
影
(
かげ
)
をうけて
色
(
いろ
)
が
濃
(
こ
)
い。
上
(
うへ
)
に
飛
(
と
)
ぶのは、
陽
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
に
色
(
いろ
)
が
淡
(
うす
)
い。
下
(
した
)
行
(
ゆ
)
く
群
(
むれ
)
は、
眞綿
(
まわた
)
の
松葉
(
まつば
)
をちら/\と
引
(
ひ
)
き、
上
(
うへ
)
を
行
(
ゆ
)
く
群
(
むれ
)
は、
白銀
(
しろがね
)
の
針
(
はり
)
をきら/\と
飜
(
ひるがへ
)
す……
際限
(
かぎり
)
もなく、それが
通
(
とほ
)
る。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
際限(かぎり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“際限”の意味
《名詞》
物事の終わり。かぎり。はて。打ち消しを伴うことが多い。
(出典:Wiktionary)
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
限
常用漢字
小5
部首:⾩
9画
“際”で始まる語句
際
際立
際涯
際物
際物屋
際会
際疾
際中
際敏
際無
検索の候補
無際限
無限際
“際限”のふりがなが多い著者
押川春浪
三島霜川
近松秋江
徳冨蘆花
若杉鳥子
島崎藤村
樋口一葉
泉鏡太郎
林不忘
徳田秋声