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はてし
ふりがな文庫
“はてし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
際涯
30.6%
涯
27.8%
果
13.9%
際限
11.1%
垠
5.6%
涯知
2.8%
果知
2.8%
端
2.8%
際
2.8%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
際涯
(逆引き)
際涯
(
はてし
)
のない暗闇の中に、私達の細長い車室
丈
(
だ
)
けが、たった一つの世界の様に、いつまでもいつまでも、ガタンガタンと動いて行った。
押絵と旅する男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
はてし(際涯)の例文をもっと
(11作品)
見る
涯
(逆引き)
その中の一つには、
人間
(
ひと
)
の
背丈
(
せい
)
の三倍もあるやうな高さの
綿花
(
わた
)
の木が見渡す限り
涯
(
はてし
)
もなく繁つてゐる図があつた。
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
はてし(涯)の例文をもっと
(10作品)
見る
果
(逆引き)
姨捨山の月霜にして、
果
(
はてし
)
なき谷の、暗き
靄
(
もや
)
の底に、千曲川は水晶の珠数の乱るるごとく流れたのである。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はてし(果)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
際限
(逆引き)
人間と人間との特殊な交渉より外には何物もない
隘
(
せま
)
くて窮屈な小い部屋のなかに住みなれて来た彼女に取つては、
際限
(
はてし
)
もない青空を仰ぐことすらが、限りない驚異でもあり喜悦でもあつたが
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
はてし(際限)の例文をもっと
(4作品)
見る
垠
(逆引き)
女
(
をんな
)
の
節操
(
せつそう
)
と
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
、
肉
(
にく
)
と
霊
(
れい
)
と
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
、
恋
(
こひ
)
と
愛
(
あい
)
と
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
、
女
(
をんな
)
は二
度目
(
どめ
)
の
恋
(
こひ
)
を
持得
(
もちう
)
るかと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
、
女
(
をんな
)
は
最初
(
さいしよ
)
の
恋
(
こひ
)
を
忘
(
わす
)
れ
得
(
う
)
るかと
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
など、
其
(
そ
)
れから
其
(
そ
)
れへと
力
(
ちから
)
にも
及
(
およ
)
ばぬ
問題
(
もんだい
)
が
垠
(
はてし
)
なく
私
(
わたし
)
を
苦
(
くる
)
しめる。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
はてし(垠)の例文をもっと
(2作品)
見る
涯知
(逆引き)
涯知
(
はてし
)
れぬ田野、人も通わぬ密林、広大なる漁場、製材工場、
鰹節
(
かつおぶし
)
工場、各種の
鑵詰
(
かんづめ
)
工場、其他半ば菰田家の投資になる様々の事業を巡視して、今更らながら
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ほの白く照し出すに過ぎなくて、その
彼方
(
かなた
)
には地獄の闇が、
涯知
(
はてし
)
らず続いているのです。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
はてし(涯知)の例文をもっと
(1作品)
見る
果知
(逆引き)
この異様なる海底旅行によって、千代子の心は、人間界の常套を逃れ、いつしか
果知
(
はてし
)
らぬ無幻の境をさまよい始めていました。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
はてし(果知)の例文をもっと
(1作品)
見る
端
(逆引き)
底なき
淵
(
ふち
)
。影なき日輪。
端
(
はてし
)
なき渦巻。
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
はてし(端)の例文をもっと
(1作品)
見る
際
(逆引き)
浪
際
(
はてし
)
無き津輕灘
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
はてし(際)の例文をもっと
(1作品)
見る
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はづれ
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