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果
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はてし
ふりがな文庫
“
果
(
はてし
)” の例文
果
(
はてし
)
なき苦しみの世にくだり、またわが淑女の目に擧げられて美しき巓をばわが離れしその山をめぐり 一一二—一一四
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
姨捨山の月霜にして、
果
(
はてし
)
なき谷の、暗き
靄
(
もや
)
の底に、千曲川は水晶の珠数の乱るるごとく流れたのである。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
萩乃は、
果
(
はてし
)
なく迷い歩いた。
篝火の女
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
果
(
はてし
)
が無いから
肝
(
きも
)
を
据
(
す
)
えた、もとより引返す分ではない。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
果
(
はてし
)
が
無
(
な
)
いから
肝
(
きも
)
を
据
(
す
)
ゑた、
固
(
もと
)
より
引返
(
ひきかへ
)
す
分
(
ぶん
)
ではない。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
果
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“果”を含む語句
効果
結果
果物
無花果
果實
因果
果実
相果
效果
果然
果報
朽果
果敢
果合
仏果
成果
倦果
無花果樹
其果
苹果
...