“果合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はたしあ50.0%
はたしあい40.0%
はたしあひ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして各自てんでに刀をもって果合はたしあいをやるのです。それには立会人があって、どっちの遣り方が善いとか悪いとかいう判断を下します。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
この一撃が果合はたしあいの終りであった。一度街道へ出ると、黒犬は、傷を負っているにも拘らず、一目散に走り逃げ、しばらくのうちに丘の縁の向うへ姿を消してしまった。
「貴殿に対して遺恨あり、武道のならひにて果合はたしあひ致度、明朝七ツ時、赤羽橋辻あかばねばしつじまで御越おこしあり度」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)