“眞綿”の読み方と例文
新字:真綿
読み方割合
まわた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眞綿まわたが十五六枚、それもしつとり濡れて居ますね。厚く重ねた眞綿は、三日や五日では乾かないから」
玲瓏れいろうつてふんですか、自分じぶんも、うでも、むねなんぞはちゝのなり、薄掻卷うすかいまきへすつきりといて、うつつて、眞綿まわた吉野紙よしのがみのやうにおさへて、ほねつゝむやうなんです。
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
申し付るこそ重役も左程さほど目の無きものどもにもあるまじ殊に其の方が面體めんていかくまで愚鈍うつけ者とも見えず是程のわきまへなきこともあるべからず是には何か仔細しさいあらんとじり/\眞綿まわたで首を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)