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真綿
ふりがな文庫
“真綿”のいろいろな読み方と例文
旧字:
眞綿
読み方
割合
まわた
96.3%
ねばし
3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まわた
(逆引き)
「これ、なあ、」老妻は、顔をあからめて、嘉七に紙包を差し出し、「
真綿
(
まわた
)
だよ。うちで
紡
(
つむ
)
いで、こしらえた。何もないのでな。」
姥捨
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
この大きな魚漁家の娘の秀江は、
疳高
(
かんだか
)
でトリックの
煩
(
わずら
)
わしい一面と、関西式の
真綿
(
まわた
)
のようにねばる女性の強みを持っていた。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
真綿(まわた)の例文をもっと
(26作品)
見る
ねばし
(逆引き)
豊前
(
ぶぜん
)
の宇佐地方ではこの草をネバリブツ、フツは餅草即ちヨモギのことだから、それに比べると粘りが多いか、または葉の表面が
真綿
(
ねばし
)
のようなもので覆われているという意味であろう。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
真綿(ねばし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“真綿”の解説
真綿(まわた)とは、絹の一種で蚕の繭を煮た物を引き伸ばして綿にした物。日本(日本語)においては、室町時代に木綿の生産が始まる以前は、綿(わた)という単語は即ち真綿の事を指していた。
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
綿
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
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